トヨタ自動車様開発ロボットHSR→バイタルセンサー搭載して実証実験

2020年3月23日

Human Support Robot

2020年3月18日にさがみはらIT協同組合にてトヨタ自動車様の生活支援ロボットHSRを利用した実証実験が開催されました。この企画はトヨタ自動車様が開発した生活支援ロボットHSRを玉川大学及び相模原市役所と関連する団体に3年間を目途に貸し出し色々な状況で有効活用する試みの一環です。

今回、弊社の非接触バイタルセンサーMS-101BをHSRに取り付け自走機能を利用し介護施設内の巡回を想定して実験をしました。搭載したカメラで顔認識し、脈と呼吸の参考値を感知し、管理用サーバーにデータを自動で送ります。

ただ今回はコロナウィルス感染の危険を鑑み、実際の介護施設での実証実験ではなく、さがみはらIT協同組合での実施となりました。今回の試みを含めトヨタ自動車様に2020年3月31日に最終成果報告書を提出予定とのお話ですが、弊社の名前も非接触バイタルセンサーの無償提供会社として記載・報告されます。

実証実験は、ロボットは搭載したカメラで自己判断しながら自走し、対象者の前で止まり顔認識後センサーデータ(脈・呼吸の参考値)が取得出来ているかなどの確認目的として行われました。実証実験は無事終了し、今回の検証データを連携企業と共有し今後、本運用に向けて更に開発を進めて行く予定です。

日本は2025年に第一次超高齢化社会を迎える事となります、これは日本総人口の1/3が65歳以上を占める事です。昔と比べ雇用年数の長期が進み超高齢化社会を迎えると同時に要介護者も同数になる事はありませんが、その10年後・20年後には要介護者も確実に増えます。

現状、限られた介護職員様で介護をしていますがロボットを導入する事により、少しでも介護の負担を抑える事、人の役にたつよう事を今後も継続して出来る限り協力をしていく考えでございます。

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