非接触バイタルセンサーの出力について

2023年6月7日

よくお客様から御社の非接触バイタルセンサー見守りシステムに繋いでも、システム側で色々難しい処理をする必要があるんじゃないの?どんな信号を出せるの?と質問されます。誤解がある様なので、ここで説明させて頂きます。

波形表示アプリVR-BBの画面によるセンサー出力説明

上記の「波形表示アプリVR-BBの画面によるセンサー出力説明」を利用して説明します。まず前提として波形表示アプリVR-BBとは弊社 非接触バイタルセンサーの評価用アプリで開発者が自分の為に開発したもので、センサーの内部の様子を見て評価する為のです。このVR-BBはセンサーをご購入頂けますと評価用に添付させて頂きます。

  1. 1.グラフの下方にある赤色と紺色の太字の数値は、人体に向かって照射したマイクロ波の反射からセンサー内部で演算した脈数/bpm、呼吸数/bpmです。非接触で感知の為あくまでも参考値として出力します。
  2. 2.右の赤丸の中にある6個のフラグは上から二個づつ脈・呼吸・体動(元データ)のものです。フラグ「1」がある、フラグ「0」が無いとセンサー内部で判定し出力します。
  3. 3.同じく赤丸の中の現在値は上から脈・呼吸・体動(元データ)の強さを表します。詳しい説明は省きますが大体33000~65536まで振れます。33000であれば「無い」65536であれば元気いっぱいで強さのデータが振れ切れているという事になります。一種の電圧値で脈・呼吸・体動(元データ)の強さを表し出力します。これを時系列でCSVデータとして引き出せますので、それを観察すると例えば先週と今週を比べて、相変わらずお元気なのか、弱ってきているのかが分かります。
  4. 4.フラグ、現在値とも二つづつあるのは、体動(元データ)を取得する内蔵のドップラセンサーの仕様でIとQと言い、反射波の波形の位相を90°ずらして体動(元データ)を取得しています。以上となります。

何かご不明点があればお気軽に「お問い合わせ」からご連絡下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。

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