孤独死 介護施設で2週間気づかず・・・

2019年5月31日

あるニュースで介護付き有料老人ホーム男性の孤独死があったと報道されました。
発見されるまでに二週間かかったとみられています。

亡くなられる前の数週間前にご家族の方々が施設を訪れ、「調子が悪そうだから定期的に見ていてほしい」と施設側に要望を伝えたそうですが、数日後に男性を見かけたという報告が入り体調が戻ったものととらえてしまい、その後、男性を部屋を訪れるなどは実施されていませんでした。

介護保険サービスを施設は提供していますが、亡くなられた男性は介護の必要ない自立でサービスを使用していませんでした。非常に残念でニュースです。

もしも施設にバイタルセンサーつき見守りシステムが導入されていれば、男性の緊急事態に早く気づき、処置を行い人命が助かったかもしれません。弊社バイタルセンサーは脈、呼吸の有る無し判定が可能となっており、呼吸が止まった状態になると、見守りシステム経由でアラートを上げる事が可能です。

また脈拍、呼吸の活動量をデータとして取得する事も可能です。元気な状態のバイタルデータ、体調が悪い時のバイタルデータ、入居者様の一人一人のデータを蓄積し、健康状態を分析する事により、体調不良の傾向をとらえる事も出来るのではないかと思います。実際に弊社バイタルセンサーを使用し、眠り時のバイタルデータを取得分析を行い、眠りについての研究として使用頂いております。

介護施設に入れば誰かが「見てくれる、気づいてくれる」という考えを持つのは当たり前です、しかし今回のような事が起きてしまいました。今後、高齢化社会が進み介護業界は人手が少なくなってきます。一人が出来る限界にも近づいてきています、だからこそバイタルセンサーを活用頂き、労働環境低減、緊急事態を知らせるシステムを導入してく事こそが、介護に関わる人達全てに「安心」を届けられるのではないかと考えます。

何かが起きてからでは遅く、バイタルセンサーが一日でも早く、多くの人々のサポートとして導入される日がくることを切に願っています。

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