非接触バイタルセンサーの意外な使い方

2022年6月21日

弊社の非接触バイタルセンサーが光学系のセンサーに比べて決定的に違うのは、搭載するドップラーセンサーが使用する24GHzのマイクロ波が「金属の板、 セメント、水以外は透過する」という事です。つまりコンクリートの壁でなければ(石膏ボードとか木材とかであれば)透過して壁の向こうの人間の脈・呼吸を感知できると言う事です。よってこれにより出来ることは

  1. 壁の向こうの人の脈・呼吸が分かる(隣の部屋の人の脈・呼吸が分かる)
  2. 椅子の背中に埋め込めば、座った人の脈・呼吸がわかる(その値の分析により仕事中のストレスの感知も可能?)
  3. 車のシートに組込めば脈・呼吸が分かる可能性がある(車はロードノイズとかエンジンノイズが大きいのでやってみないと分かりませんが)
  4. 普通コンビニのトイレの照明は動かないと消えますが、このセンサーであれば脈・呼吸があれば消えない

等々メリット満載です。

ここで、人間も透過してしまうのではないの?と思われるかも知れませんが、人間は70%水で出来ている様で、上記に記載した様に壁を透過したマイクロ波は 体は透過せず体表で反射して、また壁を透過してセンサーに戻ってきて、脈・呼 吸を感知できると言う事です。じゃあどうやって脈・呼吸が分かるのという事になりますが、それはドップラー効果と言うのを利用しており、体表の膨らみ(呼吸はみぞおちの凹凸、脈は体表 の血流のドックンドックンの凹凸)を周波数の高い低いとして変換して反射波が センサーに戻ってきます。
最大のメリットは2.5~3m離れた所から、人の脈・呼吸が感知できると言う事です。

特に3m離れて呼吸が感知できるセンサーは世界中でもあまり聞きません。こんな便利なセンサーはなかなかないと思います。詳しくは直接infoからお気軽にお問い合わせください。どうぞよろしくお願い致します。

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