2022年3月4日
先日某刑務所の保護室の見守りの話があり、現場へ出向き実証実験をしました。
環境としては、保護室と言う精神に異常をきたした方が入る部屋への設置で、非接触バイタルセンサーを用い3m上の天井から床面のどこでも・どんな態勢でも 脈・呼吸・体動を感知することが条件でした。
部屋の大きさは大体6畳間くらいですが、天井裏に下向きに角度を若干変えたセ ンサー3台を設置し、搭載するドップラーセンサーのマイクロ波のビームが一重なって補い合う形でまんべんなく感知することができました。
天井（石膏ボード）に突起物は許されないので、天井裏にセンサーを設置しますが、石膏ボードでのマイクロ波の減衰もあるので実際は3m以上の感知距離が必要となります。参考用の写真は雲台を用いて天井に取り付けしたものですが、実際は天井裏（石 膏ボード）の中に設置します。
以上、ご参考にしてください。
